2009年11月20日金曜日

親の介護に対する支出は親からもらった額の半分!?

電通が 高齢の親を持つ45~64歳の人を対象にした「親の高齢化・介護に関する意識調査」結果を発表しました。
今年9月に 高齢の親を持つ全国800人に インターネットで行ったもので「親に介護が必要になったとき心配なこと」という問に対しては「経済的負担が増える」「どれだけ費用がかかるか不明」と経済的な要素を心配する声が 特に男性に多く(56.5%)みられました。
さらに 全体の54%が「親に介護が必要になったとき自分が頼られる」と覚悟はしているものの「負担してもよい」と考えている出費は「月額2万円くらいまで」という結果でした。
月2万円では なんとか要介護2の1割負担がまかなえる程度でしかありません。
一方 同じく9月に 財団法人家計経済研究所が実施した「消費生活に関するパネル調査」では「子ども夫婦に対する親からの経済的援助の有無」についてたずねています。
結果は「妻の親から援助を受けている割合」は11.1%で「夫の親から援助を受けている割合」は14.6%でした。また「妻の親からの平均援助額」は一か月当たり34,200 円 「夫の親からの平均援助額」は一か月当たり44,600 円です。
子どもに4万円援助しても その半分しか助けてもらえない というのが悲しい現実です。

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