2012年12月7日金曜日

次世代に「希望」と「誇り」を伝える

今日 文京シビックセンターで開催中のイベント「アクティブ介護24」に行ってきました。
「介護の魅力を伝えたい!」というテーマで 文京区内の介護事業所が集まって実行委員会をつくって主催しています。
私は飯塚裕久さんがコーディネーターを務める「13年後の私たちへ(2025年の介護)〜2025年の未来の介護を考える〜」というグループセッションに参加しました。
「2025年75歳を迎える世代と2025年福祉を牽引する世代との未来予想図を描く」というコンセプトで 10代から後期高齢者まで 多世代が「ワールド・カフェ」方式でワークを行うものです。
なによりうれしかったのは 若い福祉専門学校生が真摯に介護に向き合っていることが感じられたことです。
「自立支援を実践したい」という意見に対して「実習へ行って理想と現実のギャップに唖然とした」という声が上がります。
「いくら利用者とコミュニケーションを取ろうと思っても人手が足りずまるで流れ作業。これでは『自立支援』など到底ムリ」
このような一見ネガティブな意見も 彼(女)たちが真剣に考えているから生まれる悩みなんだと分かりました。
先週末は ここ3年間続けている「ISFJ 政策フォーラム」にゲストとして大学生の政策提言へアドバイスを行ってきましたが ここでも同じような若い力の可能性を見せてもらいました。
介護であれ他のビジネスであれ 次世代の「自分の携わる仕事に『希望』がそして『誇り』が欲しい」という声に応えるのは 団塊の世代以下われわれの最大の責務です。