2009年11月9日月曜日

一人ケアマネは質が低い!?

先日 日本在宅介護協会(在宅協)東京支部セミナー「事業者としてのケアマネジャーの連携」に参加しました。そのシンポジウムの中で 興味深いやりとりがありました。
まず 日本介護支援専門員協会会長の木村隆次氏が「居宅介護支援事業所は複数で できれば特定事業所加算が取得できる3名以上のケアマネジャー(プラス事務職)で運営すべき」という持論を展開しました。
これに対して 立教大学教授の服部万里子氏は「居宅介護支援事業所は地域と密接な関係にあり 大規模化がすべてにおいて優先するというのはおかしい。一人ケアマネだから質が低いということはなく 専門性こそが大切だ」と反論しました。
この点に関しては 私は服部氏に賛成です。
服部氏はまた「居宅介護支援事業所は 星の数ほどあっていい」とも述べました。
利用者本位の介護・医療サービスを実現しようと思うなら「日本中に星降るように」居宅介護支援事業所と訪問看護ステーションを誕生させるべきではないでしょうか。

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