2011年11月11日金曜日

制度や組織の壁を乗り越える力

昨日 仙台市の「仙台フィンランド健康福祉センター」で「2025年の介護はこうなる!?地域包括ケアがめざすもの」というタイトルで講演を行いました。
同センターは 財団法人仙台市産業振興事業団の運営する研究開発館と社会福祉法人東北福祉会が運営する特別養護老人ホームせんだんの館がコラボレートしたユニークなプロジェクトです。
同一敷地に 国でいえば経済産業省管轄の組織と厚生労働省管轄の組織が仲良く協働して研究開発や事業を行っています。
閉塞感が充満している日本ですが このような試みこそが 高齢社会のトップランナーというポジションを奇貨として 夢のある世界の範となる社会を創造する原動力だと感じました。
講演参加者も 医師や介護事業者だけでなく 生活支援サービスや商品を提供しているベンチャースピリットあふれる方々が多く 楽しいひと時でした。
このような人たちの 介護保険や制度ビジネスという枠を超えた発想やアニマル‐スピリットが 本当の意味での「地域包括」を支えていくのだと実感させてもらいました。

0 件のコメント:

コメントを投稿