2009年10月6日火曜日

不況時の受け皿から経済貢献モデルへ

昨日 鳩山由紀夫首相が緊急雇用対策本部を設置する考えを明らかにしました。短期的対策としては 職業訓練の充実や雇用調整助成金の要件緩和などを検討する模様です。
中長期の雇用創出政策では 介護事業を受け皿にする方針です。
対策として 職員の処遇改善にスポットが当てられるようですが 喜んでばかりはいられません。
不況時の緊急避難的な受け皿にとどまるようなら「いつか来た道」で 景気が上向けば また人材は逃げていきます。
政府には 財源の手当ても見越した恒久的な施策を望みます。
また 事業者側も一体となって 労働生産性・付加価値の向上を図り 介護が経済へ貢献する事業であるという成長モデルを示す努力が不可欠です。

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