2009年9月16日水曜日

新厚生労働大臣に「ミスター年金」

新政権の厚生労働大臣に長妻昭氏が決定しました。
同氏の国会における「消えた年金」問題への切り込みは鋭く 民主党躍進の原動力の一因となったことは疑いありません。そういう意味では 官僚からは不安や懸念の声が上がるでしょうが 厚労相就任に違和感を抱く国民は そう多くはないでしょう。
ご承知のように 厚生労働省の所管は多岐にわたっており 社会保障の分野に限っても年金だけが課題ではありません。長妻氏の介護分野についての言及は寡聞のため うかがい知ることはできません。
「すべての課題に精通している政治家をトップに」とは思いませんが 就任後の方針には注目せざるを得ません。不正や無駄の追及は 透明な行政に欠かせないもので大いに結構ですが それだけで国民への責任は果たせません。
喫緊の課題である医療・介護の先行きを速やかに明らかにしてもらうこと「破壊」ではなく「創造」的な厚生労働行政の確立を望んでやみません。

0 件のコメント:

コメントを投稿