2009年8月20日木曜日

新型インフルエンザのリスクマネジメント

本日 弊社にFAXでマスクの注文書が届きました。介護サービス事業者だと勘違いしたのでしょう。みなさまの手許には 同様のセールスレターが何通も届いていることと思います。サプライヤーとしては 当然の営業活動でしょう。
舛添厚生労働大臣の「新型インフルエンザの第1波の本格的な流行が 既に始まっていたと考えていい」という発言も 今回は先走りとは感じられません。
リスクを「目的を阻害する要因」として捉えたとき「顧客利益の喪失」から「経営的なダメージまで」事業者としてなすべき備えはとられているでしょうか。
今夏は土石流などの自然災害もあって リスク対策の重要性を身にしみて感じられているのではないでしょうか。今回の新型インフルエンザそのものは未知のリスクですが リスクマネジメントの構造は変わりありません。
大流行は所与のものとして「いかに軽減するか」を予防的対策と事後的対策の両面から準備しておくことを中心とすべきでしょう。そのうえで「回避策」(リスクにできるかぎり巻き込まれない)と「移転策」(被害をこうむったときにいかに損害を他者と分担するか)も練っておくことです。
このような視点で「(使える)マニュアル」「報告-連絡-相談-確認の体制」を早急に見直してください。

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