2012年10月9日火曜日

高齢者は「地方」で暮らせ!?

昨日(10/8)の日本経済新聞に「高齢者の地方移住促進 送り出す自治体が費用負担 厚労省検討」というタイトルの記事が掲載されました。
施設が足りない大都市のため 高齢者の地方移住を促す総合対策をつくり 地方には都市部の自治体が医療や生活保護の費用を負担したり 施設の整備費を出すなど財政支援の枠組みを整える。また大都市の医療インフラを地方で使えるようにする。
という内容です。
この施策に違和感を覚えるのは 私だけではないはずです。
一昔前に祖先帰りしたような感覚です。
上昌広・東京大学医科学研究所特任教授は「政府の意向で国民が移住する。まるでスターリン時代のようだ」
石川和男・社会保障経済研究所代表は「流通・物流など高齢者向けサービスを提供する体制論からするとイメージが湧かない。介護・医療の面からはどうだろうか」と tweet しています。
政府が掲げている「地域包括ケア」の推進と どう整合性をとるつもりなのでしょうか。

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